2022年9月9日放送
上の山 彩果園
うえのやま さいかえん
<突撃!イケメン農家>

イケメン農家レポーターの横田純子です。
福島のお宿さんはそれぞれ特徴のあるいい生産者とつながっています。
本日は磐梯熱海温泉 離れの宿 よもぎ埜の村木さんに来ていただいています。
磐梯熱海の梨畑に来ていますが、村木さん、お薦めの農家さんをご紹介していただけますか?

村木さん:はい。熱海町にある梨農家さんで、阿部さんというイケメン農家さんをご紹介します。

レポーター:ありがとうございます。イケメン農家ということで、、、

阿部さん:ありがとうございます。上の山彩果園の阿部智輝といいます。どうぞよろしくお願いいたします。

レポーター:村木さん、阿部さんは何故イケメンなんでしょう?

村木さん:阿部さんとは15年くらい前に知り合ったんですが、その時、いかに安全に安心して梨を食べて頂くかっていうことにこだわって栽培しているというお話を聞いて、とても感銘を受けました。それから阿部さんのファンです。

レポーター:さすが、イケてますね~。安全面についてもう少し詳しく教えてください。

阿部さん:はい。この熱海の産地では明治30年代頃から梨の栽培が始まりました。そこから生産者の皆さんがこだわって美味しい梨を作ってきましたが、今の時代、ただ美味しいだけじゃなく安全で安心して食べられるものが求められるのかなと感じていました。そこで、福島県の「FGAP」という認証を取得しまして、より安全安心の食材を提供できるよう励んでいます。




レポーター:畑がすごくきれいなんですが、梨の木ってこんなに立派なんでしょうか?

阿部さん:品種にもよりますが、うちにある二十世紀梨は樹齢100年ほどになりますので、非常に大きな木を代々受け継いでいます。

レポーター:村木さん、初めて食べたときはおいしかったですか?

村木さん:すごく美味しかったです。初めて来たのは20年以上前なんですが、おばあさまがやってらっしゃる時から、毎年新しい品種が出たよと言っては紹介してくれて美味しい梨をたくさんいただきました。その時、阿部さんから「梨は朝食べるといいんですよ」と教えていただいて、旅館の朝の果物で出しています。

レポーター:磐梯熱海でこんなにたくさんの農家さんがいるとは思わなかったんですが、100年の歴史があるんですね。

阿部さん:そうですね。もうずっと先代、その先代から受け継がれてきたところなのでこれからも美味しくて安全で安心して食べられる梨の生産に励んでいきたいと思っています。


取材時のこぼれネタ<安心安全の美味しい梨を育てるスペシャリストイケメン>

 磐梯熱海温泉の緑豊かな山々の丘の上に、隅々まで手入れの行き届いた美しい梨畑が1ヘクタールも広がっている。樹齢100年ほどの立派な梨の木が悠々と枝を伸ばしている様が歴史を物語る。
 明治30年代から続く梨農家の5代目阿部智輝さんは、奥様の理恵子さんと二人三脚で広大な畑を大切に守っている。味が美味しい・瑞々しいことはもちろんだが、安心して食べていただきたいという想いから減農薬栽培や技術の向上に励み、安全性を証明する福島県の認証制度「FGAP」を取得。環境への負荷をできるだけ軽減した農業を持続的に行うことを目指している。減農薬することで手間が増えることもあるが、お客様に安全な梨を提供したいという強い思いから土作りにも余念がない。
 阿部さんのおばあさんの時代(20年前)からこちらの梨の大ファンのよもぎ埜の企画室長、村木さん。毎年畑に来てはおばあさんと話をしながら美味しい梨を試食していたという。あまりの美味しさに感銘を受け、さっそく宿の朝食に提供したところ、お客様からもどこで買えるのかと問い合わせを頂くことが多いとのこと。
 昼と夜の絶妙な温度差によってうまれるシャキシャキの果肉から溢れ出す甘味は今年も健在!大切に育てた梨が日ごとに育っていくのを見るのがなによりも楽しみだ、と目を細めて我が子を愛でるように梨畑を眺めながら話していただきました。



紹介宿 磐梯熱海温泉 離れの宿 よもぎ埜 企画室長 村木裕子様
2,000坪の敷地に14の離れ。地元の旬素材にこだわった料理をお部屋でいただくことができる。
商品紹介
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