2022年9月23日放送
八起農園
やおきのうえん
<突撃!イケメン農家>

イケメン農家レポーターの横田純子です。
お宿さんはそれぞれたくさんの良い農家さんと繋がっています。
今日は岳温泉花かんざし、女将の二瓶明子さんに来ていただいてます。

レポーター:明子さんこんにちは

女将:こんにちは

レポーター:今日は素敵なイケメンの農家を紹介してくれるということなんですが、どんな農家さんですか。

女将:宿では夕食の時にさつまいもを使ったデザートをご用意させていただいてまして、大玉村のハニースイートを使った焼き芋菓子っていうのご用意してます。びっくりするぐらい甘いさつまいもがまさか大玉村で取れると思わなくて、早速お声掛けしてお付き合いさせていただいてます。                            

レポーター:そんな農家さんの白幡さんです。どのようなこだわりをお持ちなんでしょうか?

白幡さん:環境に負荷をかけないで農業を継続したいっていう思いがあって、農薬化学肥料を一切使わずに土の力だけで栽培ということにこだわって栽培しております。

レポーター:いろんな種類を作ってらっしゃるんですか。

白幡さん:だんだん種類も増えてきまして、主食は紅はるかとシルクスイートで、その他、ホクホク系のすずほっくりだったり鳴門金時、紫芋も栽培しております。

レポーター:いろいろ作ってるんですね。花かんざしさんは白幡さんのさつまいもを見つけたときの感動とかってございましたか。

女将さん:白幡さんはご自身で作ったさつまいもを焼き芋にしたり干しいもにしたり販売してるんですね。 それでたまたま販売してるとこに立ち寄って食べたらもうめちゃくちゃ甘くて!本当どこに出しても恥ずかしいくない甘さだったので是非宿で提供したいと思って、もう無理やりお付き合いさせていただいてます。

レポーター:大玉村でさつまいも作ってるっていうのを初めて知ったんですが、なぜここで始めたんですか。

白幡さん:この地域では地域粘土質の土壌なのでさつまいもは向かないと言われてたんですけども、その中でも試験的に栽培してる中で、甘さも強い、風味も強いさつまいもが作れることがわかりました。 大量生産は難しいですけど、大玉村の売りになるんじゃないかと思って作り続けています。


レポーター:まさにイケメンですね。始めたきっかけは?

白幡さん:元々兼業農家で米を作っていて、何か他のものも栽培したいということでいろいろ作ってたんですけど、その中でさつまいもが売り方も含めてすごく可能性を感じたのでそこから作り続けています。

レポーター:何年ぐらいになられるんですか

白幡さん:作り始めて七、八年ぐらいですかね。

レポーター:お客様の反応はいかがですか。

女将:食事のコースの最後に出てくるスイーツなんですけども、今まではお腹いっぱいでデザートちょっと残しちゃうなんて方多かったんですけども、さつまいもの焼き芋菓子を出してからもう一瞬でペロリの美味しさで、これどうやって作ってるのとかどこで買えるのとか、問い合わせがきています。

レポーター:すごいですね、なんかさすがに見つけたイケメンの中だけのことはありますね。






取材時のこぼれネタ<確かな物を届けたい研究熱心なイケメン!>

 畑作業の合間に一息つこうと顔を上げると、四季の移り変わりが美しい日本百名山の安達太良山がどっしりと雄大な姿を見せてくれる。大自然が広がる大玉村でさつま芋栽培をしているのは八起農園の白幡貴之さん。サラサラした砂地での栽培が一般的で粘土質の土壌はさつまいも栽培に向いていない、といわれたが諦めず試行錯誤の繰り返し。8年経った今となっては粘土質の土壌が多くのミネラルを含みまろやかな甘みを引き出しているのがわかる。

 今回ご紹介いただいたのは岳温泉お宿花かんざしの女将二瓶明子さん。焼き芋や焼き干し芋の販売で初めて食べたときの甘さにびっくり!今では夕食コースの最後のデザートに焼き芋菓子として提供している。コース料理の最後でお腹がいっぱいのお客様がデザートを残されることはよくあることだったが、こちらのシルクスイートの焼き芋菓子にした途端、デザートのお皿はキレイになって最後まで食事を楽しんでいただけているのがわかって嬉しいとのこと。

 無農薬・無化学肥料で丁寧に育てているさつまいもは、自分の目が届く範囲での栽培・販売をして、お客様の反応を確認しながら更に良いものを作っていきたいという気持ちが強い白幡さん。極力余計なものを入れない環境負荷の少ない農業を目指し、多くの生物が暮らす畑の環境だからこそ、皮まで安心して美味しく食べられる証だそう。甘みの強い紅はるかとシルクスイートや、ホクホク系のすずほっくり・鳴門金時・紫芋など季節によって収穫できる品種も変わり、様々な味わいが楽しめる。


<紹介宿 岳温泉 お宿 花かんざし>
とにかく甘くてびっくり!のさつまいもは、是非一度食べていただきたい地元を代表する優しくて美味しい味です。

お宿 花かんざし
〒964-0074 福島県二本松市岳温泉1-104
特徴:安達太良山の中腹から湧き出る源泉を約8キロも引く、日本屈指の酸性泉。その昔、お殿様がこのお湯を愛し、引かせたのが始まりです。
pH値が2.5と全国でもかなり低く、皮膚病の湯治場としても有名でした。
花かんざしではこの源泉を100%掛け流ししています。
お風呂付のお部屋でも大浴場でも天然温泉が楽しめ、福島のこだわり食材の創作料理が味わえます。大正ロマンの趣ある空間の大人の隠れ家です。

商品紹介
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