<突撃!イケメン農家>
イケメン農家レポーターの横田純子です。
福島のお宿さんにはそれぞれ特徴のあるいい生産者とつながっています。
今日は芦ノ牧温泉 丸峰のお薦めである林養魚場さんにきてます。目の前にいけすが広がって、たくさんのお魚が泳いでいます。
イケメン農家と言われている林養魚場さんの石田さん、本日取材させていただきます。
よろしくお願いします。
石田さん:よろしくお願いします。
レポーター:石田さん、林養魚場さんはどのような取り組みをされていらっしゃるのですか。
石田さん:弊社は内水面養殖業でニジマスを中心にして淡水魚を養殖している会社になりす。
レポーター:ニジマスって何種類いるのでしょうか
石田さん:ニジマスだけで系統だけで20系統くらいあります。その他にイワナがいたり、ヤマメがいたりイトウがいたり、他の種類の魚も養殖しています。
レポーター:たくさんの魚を養殖しているのですね。その中で阿武隈川メイプルサーモンはどのような魚ですか。
石田さん:阿武隈川の源流の水を使って、だいたい出荷まで4年くらいの歳月をかけて養殖しています。
レポーター:通常のサーモンってどのくらいの期間、育てているのですか。
石田さん:だいたいノルウェー、チリのサーモンは1年半、長くても2年ですからわれわれのメイプルサーモンはその倍くらいの育成期間を要しています。
レポーター:ゆっくり育てることで身が美味しくなったりするのでしょうか。
石田さん:身がきめ細やかになるということはよくわかります。あと、食感がでますね。
身の色がキレイになって、そそられるような色になります。
レポーター:丸峰さんでは朝食でお出ししたり夕食のお刺身で出したりとかしているのですが、お客様が本当に美味しい!と言ってまして、色といい脂ののりといい、この美味しさ秘密ってなんですか。
石田さん:秘密はですね、、、愛情ですね!
レポーター:愛情ですね!その愛情たっぷりの阿武隈川メイプルサーモンを丸峰さんで食べられて、イケてる農家さんということでいろいろな取り組みをされているとのことですが、具体的にどのようなことをされているか、教えてください。
石田さん:われわれ88年養殖を行っておりますが、既存の養殖はかけ流し式といわれておりまして川の水をひっぱったり、地下水、井戸の水を使ったりして養殖をします。
その既存の方法だけでなく、これからの食料が不足していく自体に備えようということで、循環ろ過式としてたくさんの魚を作ろうという取り組みをおこなっております。
レポーター:世界から見ると養殖ってどのような扱いなのでしょうか
石田さん:世界各国では養殖業が最近、流行りといいますか、トレンドといいますか、砂漠のど真ん中などでも養殖が盛んに行われるようなことがはじまっています。
今まで魚食文化がないような国でも魚を食べるようになってきました。
そうやってたんぱく質を摂取していくという世界各国の取組がありますね。
レポーター:日本でもこのような養殖がどんどん進んでいくといいですね。
このような林養魚場さんが福島にあってすごくいいと思います。
ありがとうございました。
取材時のこぼれネタ<日本の養殖業界を背負って立つグローバルイケメン>
白河インターから車10分ほどの自然豊かなますつり公園。最大で300名が同時に釣りを楽しめる6つの釣り堀には、大小様々な魚たちが泳いでいる。
創業88年になる林養魚場。国内最古参、最大規模の養魚場で卵から成魚まで一貫して大切に育てている日本有数の養魚場だ。
「日本の養殖を取り戻す!」と熱く想いを語っていただいたのは養魚部部長の石田信哉さん。メイプルサーモンの切身が大胆にデザインされたTシャツが似合い過ぎるイケメン!今の日本の養殖業界は衰退の一途で、後継者問題や新しい技術の導入が遅れるなど様々な要因で海外に追い越されてしまっている。世界視野で今後の日本の食を考えると圧倒的にタンパク質が不足してしまうのは目に見えている。養殖業界を活気づけたいという想いで、国内初のサケ科魚類の本格的産業レベルの陸上循環濾過方式の養殖施設を開始。海水を使った循環濾過成魚プラントとして世界初の施設で特許を取得。今後の日本の養殖技術を支えていく大きな役割を担っている。
そんな林養魚場が手掛ける一大プロジェクト「阿武隈川メイプルサーモン」。カナダのニジマスを日本で初めて発眼卵で空輸し養殖施設において孵化。自然に近い環境下での養殖施設で何度も試行錯誤を繰り返し、身がしまって臭みもほとんどない純国産のトラウトが産まれた。ノルウェーやチリは1年半~2年での出荷に比べて、林養魚場では約4年と倍の時間をかけ、きめ細やかな身と、美しい色合い、とろけるような口溶けで他のサーモンとは一線を画す。国内では唯一ここだけで養殖されているという他では味わえないこだわりのメイプルサーモンを愛情たっぷりと育てている。
<紹介宿 芦ノ牧温泉 丸峰観光ホテル>
味もよく、お客様が今まで食べたサーモンと違う!と驚く方もいらっしゃいます。
福島にあってよかったと思える阿武隈川メイプルサーモンです。
丸峰観光ホテル
〒969-5147 福島県会津若松市大戸町大字芦ノ牧字下夕平1128
特徴:温泉露天付き客室、離れやリーズナブルな本館など、旅スタイルにあわせた部屋選びができる宿。
食事に地元の旬や生産者直送の素材が味わえ、夕食の石川はちみつ牛、朝食のやますけ農園のたまごかけご飯は特に人気。
商品紹介